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Letters from Abroad


高知県より、現在タイの大学に留学中のTMさんと、アメリカの高校に留学中で「げんき青年会」より留学助成金を受けた上田愛さんからお便りが届きました。




「大好きなおかまさん」

タイ コンケン大学  TM

 私は今タイのコンケンという町で社会開発を勉強しています。首都バンコクからバスで6時間。日本でいう東北の仙台です。年中暑いというイメージのタイでも朝、夕は比較的涼しく11月、12月あたりはセーターが必要です。

 シャワー室は水しか出ないし剥き出しの蛇口しかありません。お風呂好きの私にとって、バスタブに浸かることができないのは厳しい現実です。涼しい時期は水を浴びると鳥肌がたちます。「寒いから、走ってくる。」と言って、ジョギングをして体を温めているという賢いというか、すこし不思議な行動にかられる友達もいます。また、雨の後は、小さいゴキブリのような虫が廊下に大量に発生します。足の踏み場がない程埋め尽くします。部屋の中に入り込んで来た時は、この虫たちの死骸処理から1日が始まります。

 そんなコンケンでは学生寮でタイ人と暮らし、タイ人と机を並べて勉強しています。大学生活の中でも驚きはたくさんあります。そのひとつが、Mr.レディです。バンコクにはニューハーフ・ショーも多く、タイに来たことのある方は、彼ら?彼女ら?の美しさに驚いた人も多いと思います。大学の中にも、私が取っている授業全てにおかまさんがいます。体をクネクネして少しトーンの高い声と上目づかいでかわいらしく話します。ここには、いろんな種類のおかまさんがいます。レースがひらひらしているかわいい服にお化粧をした、見た感じからしておかまさんから、服装は普通の男の子と一緒で、ヒゲもちゃんと生えているけど「心は女よ。」というようなおかまさん。前者のようなおかまさんのかばんの中には、お化粧道具がたくさん。鏡を見ては、髪を櫛でときお手入れも半端じゃありません。私の友達のおかまさんに共通していることは、みんなユニークだということです。いつもおもしろいことを発言し、クラスの人気者です。あと2ヶ月、大好きなおかまさんと一緒にコンケンでの生活を楽しんでいきたいです。



上:ボランティア開発クラブのキャンプにて最後列がTMさん

右:民族舞踊クラブの発表会にて    




「初めてのアメリカ生活」

アメリカ カンザス州  上田 愛

 「こんなトコに1年もおれるんやろうか・・・」

 カンザス州コールドウォーターに来て4ヶ月、これが最初の気持ちでした。みんなの言っていることが全然分からなくて、3ヶ月間ずっとホームシック。「あと◯◯週間もある・・・」と帰国の日を指折り数えていたのに、最近では「あと◯◯週間しかない・・・。日本に帰りたくないなぁ〜。」といった感じです!いろんな経験を通して自分自身も強くしたかったので、この3ヶ月を乗り切ったことは自分の自信になると思います。


HOME COMING WEEK の HAT DAY 左から4番目が上田さん

 ホストファミリーはお母さんだけです。初めそれを聞いたときは「兄弟もおった方が楽しそうやのになぁ」と思いましたが、今は2人の生活を楽しんでいます。とても優しくて温かい人で、この人がお母さんでよかった!と毎日感じます。外国の人は、家族に対する感謝の気持ちや愛情が日本人より強いような気がします。こっちに来て家族の大切さを改めて学びました。

 アメリカでは、アメリカ史と英語(国語)が必修で、他はすべて選択できます。一番好きな授業は音楽。前から挑戦してみたかったサックスを担当しています。みんなは小学生の頃から始めているので、初めは友達に別室で教えてもらっていました。ピアノをやっていたことが助けになり、今はもうみんなに混ざって演奏しています。

 アメリカでは1年を3回に分けて部活をします。8月〜10月は男子はフットボール、女子はテニスかバレー、11月〜3月は男女ともバスケ、4月〜5月は男女とも陸上かゴルフです。これは自由参加なんですが、私は体重が増えるのが嫌でテニスをしました(でも、こっちに着いて1ヵ月で5Kg太りました)。ダブルスで、州で8位になりました!今はバスケのシーズンが始まり、毎日ハードな練習にかろうじてついていけてます。

 日本語を喋るのはたまにある日本からの電話だけ。電話では英語と日本語がごちゃ混ぜになったりします。(笑)

 これからもアメリカにいられることの感謝の気持ちを忘れずに、頑張っていきたいと思います!



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