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【ベンゲット州の概況】 ベンゲット州はフィリピン北部ルソン島の内部、首都マニラから250km離れた山岳地帯に位 置し、13の町からできています。 面積は2,606平方キロメートル(高知県の約37%)で、そのうち森林面積が66%を占めています。気候は雨期(5月中旬〜10月上旬)と乾期(10月中旬〜5月上旬)に分かれ、年平均気温が18度、平均雨量 4,500kmと多雨で快適です。 州の人口は約54万人で、州都は州の中央部にあるラ・トリニダッド市です。ラ・トリニダッド市から6kmほど離れたところには、避暑地として有名なバギオ市があります。 産業としては木材を産出し、金や銅などの地下資源にも恵まれています。また、マニラ首都圏への野菜供給地としての地位 も確立しています。 |
緑が広がるラ・トリニダッド市 |
ベンゲット州庁舎からの展望 |
新鮮な野菜がたくさん並ぶ市場 |
【高知県とベンゲット州との交流】 高知県とフィリピン共和国ベンゲット州は1975年に姉妹県州の提携を結びました。この提携は当時、県が行っていた「青年の船」事業の一行がベンゲット州を訪れたことをきっかけに関係者のご努力により実現したものです。 そのころは、全国的にみても都道府県レベルで海外の自治体と姉妹提携を結んでいる例はほとんどなく、しかも、全国に先駆けてのアジアの州との姉妹校流でした。以来、訪問団を派遣したり、本県に海外技術研修員をお迎えしたりといった相互交流を行っています。 また、須崎市のくろしお国際交流協会や香我美町立岸本小学校等の民間交流団体による活動も盛んで、広く県民、市民の参加を得て、高知県とベンゲット州の草の根交流を推進しています。 |
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