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私たちができる国際協力




 被害や影響が、原因を出している国だけにとどまらず、地球規模にまで広がる環境問題。特に我々先進国がどのような問題を作っているのでしょう。

  1.地球温暖化
  2.オゾン層の破壊
  3.熱帯雨林の減少
  4.野生生物の種の減少
  5.海洋汚染
  6.有害廃棄物の越境移動
  7.砂漠化
  8.開発途上国への影響

これらは全て人類が作った問題です。

開発途上国の現状
非識字者:8億6千万人
       
(3分の2が女性)
未就学児:1億4百万人
        (3分の2が女性)
中退児童:1億5千万人もの児童
       が小学校5年生まで
       に中退
児童労働:2億5千万人もの子ど
       もが過酷かつ不健康
       な状態で労働を強い
       られている
理由
宗教・地域・文化・慣習の影響や教員の待遇や地位の低さ、両親の教育への関心の低さ、生活環強の悪化による貧困、そして学校不足などがあります。

 今、世界で約4000万人が、武力紛争により家を追われて生活しています。そのうち、約3分の1は安全を求めて国境を越えた難民です。


 食糧不足や医療不足などが原因で、5才までに死んでしまう子どもは世界中で約1200万人います。
  また、エイズによる死者は今までに2000万人を超え、現在死が迫っている患者600万人の内、治療が受けられる患者は12%ほどです。



捨てないボランティア
使い終わったもの、使わなくなったものを捨てる前にちょっと考えてみて下さい。
何かに役に立つかもしれません。

そんな些細な活動で国際協力ができるの

  KIAでは、使用済み切手を収集して、定期的に(社)日本キリスト教会海外医療協力会に寄付しています。一見不用品に見えますが、世界のコレクターに販売して、毎年2,000万円以上の利益を上げており、開発途上国への医療支援事業を支えています。私たちがほんの少し心がけることでできる国際協力です。


例えばバングラデシュでは・・・
書損じハガキ 40枚
使用済みテレフォンカード 900枚

簡易トイレ1基を設置できます
書損じハガキ 70枚
使用済みテレフォンカード 1575枚

補習学級で児童が一年間学べます
書損じハガキ 150枚
使用済みテレフォンカード 3375枚

井戸を1基設置できます




フェアトレード商品の購入
(買物をしてボランティア)

フェアトレードって何


  途上国の底辺で働く人たちが貧困から抜け出せるように、彼等から直接、より高い値段で、継続的に商品を買うことです。中間マージンを排除することで、私たちが製品に対して支払う金額のより多くの部分が生産者に渡ります。そして取引を継続することでその仕組みを育てます。
  子供を働かせて生産されたものは扱いません。生産者の生活向上を目的としているので、環境を破壊せず、長期的視野で持続的に発展していくことが可能な方法を取ります。フェアトレード製品を生産している団体はほとんどが非営利で、より多くの生活困窮者を雇うことを目的としています。
  KIAにもフェアトレード商品のカタログがあります。
高知県内の取扱店 
  ナチュラルハウス高知店 (市廿代町15−19) 088-875-6800
  機(ハタ)ろんど (市城見町6-20) 088-888-6228            
  SELF+SERVICE (イオン高知2F) 



募  金
物資を送る
 自分が共感できる団体に、遠くにいながら振り込みやインターネットなどで、できる範囲の寄付ができます。
  その他、郵便局の『国際ボランティア貯金』口座を利用すれば、利子を(財)日本ユニセフ協会に募金することができます。お近くの郵便局にお尋ね下さい。
 古着や新品の下着やタオルなどを、アジアやアフリカに送ります。自分がもらう立場になって、洗濯などをきちんとしたものを準備して下さい。また、必要物資が変わることや、送料負担が必要な場合もあり、各団体に確認する必要があります。団体情報はKIAまでお問合せ下さい。






地球温暖化を考える
 
 温暖化ガスを排出する人間と被害を受ける人間は必ずしも一致していません。先進国に住む私たちが大きな原因を作ることで、ヒマラヤの氷河がとけ、ネパールやバングラデシュの洪水を誘発しているかもしれないのです。日本政府がODA事業を展開している理由のひとつに、各国の相互依存性の認識という概念があります。私たちが住む21世紀は、もはや1国だけでは解決できない地球規模の問題がたくさん生じています。
  私たちの生活を見渡してください。石油資源を使った製品に囲まれています。ガソリンなどのエネルギーやアスファルト、プラスチック製品、ナイロン、化粧品、医薬品etc.・・・。私たちには無くてはならない石油は限りある資源です。また、世界中で起こっている紛争の多くは石油資源が原因です。産油地域の人々を紛争に巻き込んでいる事実を忘れてはいけません。



はじめよう!マイバッグ
(スーパーなどでレジ袋をもらわない)
 
クリーンなエネルギーへの転換
レジ袋にはどのくらいの石油が必要なのでしょう

  レジ袋1枚に使用する石油は、計量スプーン大さじ約2杯です。1億3千万の国民全員がレジ袋を求めると、約39億・(2・ペットボトルで約200万本)必要です。石油資源の無駄遣いであり、また、製造過程や焼却過程でCo2が発生するので、環境汚染に繋がります。

  クリーンなエネルギーとは

  太陽光、風力、水力、波力、バイオなどを利用して発電し、生まれたエネルギーです。石油を燃焼させると、温暖化の原因になるCo2を発生させますが、これらはCo2の発生がなく、環境にとても優しいエネルギーです。そして自然の力を使った発電なので経済的です。
レジ袋で森づくり
 
 高知県で進められている運動です。1枚2〜3円の経費が必要なレジ袋。使わないことによって浮いた経費をスーパーが「緑の募金」に寄付します。レジ袋30枚分の費用で一本の苗木を買い高知県の森林保全に役立たせようというものです。緑を増やして環境改善を計りましょう。




日々の心掛けで
自転車や公共の交通機関を利用する

車が出す排ガスは大気汚染や地球温暖化に影響があります。
自転車や公共の交通機関を利用しましょう
エアコンの温度設定を一度下げる、できるだけエレベーターより階段を使うなど、省エネを心掛けましょう。

 

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