ル・コルドンブルー(料理学校)で出逢った友達:中央が前田さん
目と口で楽しませてくれます:ホテルリッツでの講習にて |
フランス
会社員 前田 泰史
皆様のあたたかいご支援のおかげで成果のあるフランス留学を終え、無事に帰国することができました。ありがとうございました。
フランス留学では、「挨拶」「マナー」「エチケット」の重要性、そして、「感謝の気持ち」など、大きく言えば人間の道徳心を学び、そして、目的を持ち焦らず少しずつ努力しつづけることの重要性を知りました。
日本の良いところ、フランスの良いところ、また私が感じた日本人の良いところ、フランス人の良いところ、共通しているところ等など、自分自身の教養や色んな意識や理解を深めることが出来ました。
日本とは全く違う環境の中、最初の一ヶ月間は毎日何時間もガイドブックを読み返し、辞書片手に必死で生活をしました。そんな中出会った人は皆さんやさしく、特にフランスに住んでいる日本人の方々はとても親切で、色んな情報やアドバイスを下さり、本当に助けられました。
私はパリにホームステイをし、将来の夢「自分自身のお菓子屋をしたい」との思いで、お菓子の勉強はもちろん、パリのカフェ文化や、有名レストランなど、パリにとどまらず、各地へ行き、フランスの食文化を見て、食べて、楽しく勉強してきました。特にチョコレートの勉強をしたかったので、3回もベルギーに旅行するなど、本当に想像以上に実り多い留学となりました。
これからもフランスとのお付き合いを続け、何らかの形でフランスと日本の国際交流や、これからフランス留学を考えている人たちのお役に立ちたいと思っています。
小旅行で行ったスコットランドにて
クリスマスパーティでもらったプレゼントを体中に巻いてみました:右端が伊藤さん |
イギリス
高知西高等学校 伊藤 恵美
2002年8月、留学生として、イギリスへと発ちました。私の通った学校は、ウェールズの首都にあるカーディフという町の中心部から7分ほどのところにありました。人口は高知市と同じくらいの小さな町でしたが、交通の便がよく、大きなショッピングセンターもある、とても住みやすい町でした。海に面していたので、イギリスの中では温暖な方らしいのですが、高知県育ちの私には凍えそうな寒さでした。
日本では小学校6年生から高校3年生にあたる年齢の人がハイスクールに行っていたので、高2、3生のほとんどは「子どもが多すぎる」と言ってウンザリしていました。そして、イギリスが多くの外国人労働者を受け入れていることや、場所が首都だったこと、学校の環境などの理由からか、学校には外国人の生徒が多く、世界各国から来た人たちと友達になれて楽しかったです。
授業は英語と歴史と数学を選択しました。日本のように何冊も教科書はなく、1科目1冊、または英語などは市販の小説を使って勉強していました。最初はノートもろくに取れない状態でしたが、最終的には3教科とも試験を受け、今は結果を待っています。
慣れない学校生活を支えてくれたのは、先生方はもちろん、友達の存在が大きかったと思います。コミュニケーションがいつも英語力を意味するわけではないけれど、十代の人たちが集まって何をするかといったら「喋る」ということになります。壁を感じたことは何度もありましたが、それでもたくさんの人の助けを借りてうまくやって来られました。
この1年を通じてたくさんのことを学んできました。大変な時期もありましたが、良い経験をして有意義に過ごせ、何より留学のチャンスが掴めたことが嬉しかったです。滞在中には留学団体の企画した小旅行でロンドンやパース、スコットランドにも行きました。歴史を感じさせる建物、煙突のある家など、独特の雰囲気を持った町並みはとても綺麗でした。
イギリス人は、イギリスは4カ国からなっていると主張し、その国だけのお土産に力が入っています。もし、イギリスを訪れることがあれば、イングランドだけでなく、ウェールズやスコットランド、アイルランドにも行ってみて下さい。
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