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政治協商会議友好訪問団来高 |
高知県と友好提携している中国・安徽省から政治協商会議友好訪問団7人(団長・王鶴齢副主席)が、平成16年12月5日から7日まで来高しました。 政治協商会議は、各民族各界の代表などで構成され、政治や経済など政府の活動に対して民主的監督をする中国独特の機関で、同会議のメンバーのみが来高するのは今回が初めてでした。 訪問団一行は、韓国訪問を経て5日の夕刻高知入りしました。翌6日は、高知城を見学した後、県庁を訪れ、橋本大二郎知事と森雅宣議長に面会しました。 知事との懇談では、王団長が安徽省の工商連合会の会長を務めている関係もあり、「今後は民間企業との交流・協力の促進を望む」との発言に対し、知事からも「高知には高い技術力を持つ企業があり、是非そうした企業との経済交流を図りたい」と語り、同じ見解を示しました。 午後からは、環境分野の視察のため、東洋電化工業(株)と高知市清掃工場を訪問しました。東洋電化では、四万十川方式による水処理システムについて、また、清掃工場では、家庭から出るゴミ処理についての説明を受け、皆さんは熱心に耳を傾けていました。いずれでも「水処理能力はどれ位か」「運営費や国からの補助はどれ位か」など次々と質問が出され、環境に対する関心の高さがうかがわれました。 最後に、友好提携10周年を記念して特別展を開催中の牧野植物園を訪れました。安徽省から直接仕入れた漢方の展示や生薬市場の再現などを楽しそうに見学されていました。 2泊3日の高知での過密スケジュールはあっという間に過ぎ、翌7日午前に高知を離れた一行は、東京・京都・大阪を訪れた後、11日に無事帰国されました。 |
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