1. HOME
  2. 新着情報
  3. \スキルアップコースin高知市(日本語ボランティア養成講座)開催しました!/

NEWS

新着情報

\スキルアップコースin高知市(日本語ボランティア養成講座)開催しました!/

令和3年度日本語ボランティア養成講座開催事業

スキルアップコースin高知市(日本語ボランティア養成講座)

3月12日(土)に高知市(高知県人権啓発センター6階ホール)で開催しました。17名にご参加いただきました。本講座は、地域における日本語教室等で活動する日本語ボランティアを主対象とし、実践的な教室運営を考えたり、日本語ボランティアとしてのスキル向上を目的としています。コロナ禍により、多くの日本語教室で対面活動が難しくなり、オンラインという新しい生活様式での日本語教育が広がってきています。今回はボランティアから要望の多かった、オンラインを活用した日本語教育として、「オンラインで使える教材の使い方と工夫を学ぼう」をテーマとし、内容を構成しました。

講師として、「有田 玲子(ありた れいこ)」先生(ひらがなネット株式会社・日本語教育アドバイザー)にご担当いただきました。2011(平成23)年から日本語学校や地域の日本語教室などで日本語教育に従事され、ひらがなネット株式会社では日本語教育アドバイザーとして、各自治体等での日本語ボランティア養成講座、やさしい日本語講座などの企画や講師を担当されております。また、文化庁学習WEBサイト「つながる ひろがる にほんごでのくらし」には、制作メンバーとして携わっていらっしゃいます。

講座内容は、対面とオンラインとで活用する教材のちがい、教材の著作権、学習者のニーズ調査からみえる彼らの生活上にある場面と日本語のこと、文化庁のカリキュラム案等の紹介がありました。メインパートとして、ZOOMアプリを活用し、参加者同士協力し、パソコンやスマートフォンで全員が入室できました。次に、ブレイクアウトルーム参加や画面共有の仕方も確認しました。また、スマートフォンを使用する学習者が多いため、彼らにはどう画面が見えているのか、見えにくいことも体感し、フォント選択や文字を大きくすることなど、見えやすい工夫も学びました。文化庁学習WEBサイト「つながる ひろがる にほんごでのくらし」の生活密着型の動画を活用し、リピート・シャドーイングの練習方法、さらに応用編として動画を視聴し、みんなで質問を考えるペアワークもしました。教材をおしえるのではなく、教材でおしえることを意識し、答えをすぐに提示しないことや、“どうして?”をいっしょに考える時間を多くもつことで、学習者自身の日本語力向上につながるとご指導いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新記事