(参加者募集)災害時の外国人支援セミナー
災害が発生すると、多くの外国人は、
言葉や習慣の違いから重要な情報が入手できなかったり、
避難所での生活で困ったりすることがあります。
本セミナーでは、災害時に外国人住民を取り残さず、共に災害を乗り越えるため、
私たちができることについて考えます。
●日
2021年(令和3年)2月11日(木・祝)
●主催
公益財団法人高知県国際交流協会(KIA)、高知県
●会場
オーテピア高知図書館4階 ホール(高知市追手筋2-1-1)
●申込・問合せ
申込書pdf
または下記google formからお申込みください。
https://forms.gle/R1WKRpP5HjARHeVH6
しめきり:1月31日(日)
●新型コロナ感染予防対策のため、消毒・マスク着用・検温等へのご協力をお願いします。
ワークショップはソーシャルディスタンスをとって実施します。
県内の感染状況によりプログラム内容を変更、または開催をオンラインに変更する場合があります。
この研修は(一財)自治体国際化協会の助成を受けて実施します。
●お問い合わせ
公益財団法人高知県国際交流協会(担当:光井、近藤)
〒780-0870 高知市本町4-1-37 TEL:088-875-0022
Email:info_kia@kochi-kia.or.jp
●内容
○第1部 9:00-12:00
「過去の災害から学ぶ外国人支援の現状と課題」
講師 田村 太郎(たむらたろう)
NPO法人 多文化共生マネージャー全国協議会
―プロフィール―
兵庫県伊丹市生まれ。
阪神・淡路大震災で被災した外国人へ情報を提供する「外国人地震情報センター」の設立に参加。
1995年10月「多文化共生センター」への組織変更に伴い事務局長に就任、2004年3月まで同センター代表を務めた。
(一財)自治体国際化協会参事(2005年度)、総務省「地域における多文化共生推進研究会」構成員(2005~2006年度)、(一財)ダイバーシティ研究所代表(2007年~現職)等を経て、2009年に「NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会」代表理事。
また、東日本大震災を受けて内閣官房企画官に就任し、被災地のニーズ把握や震
災ボランティア促進のための施策立案にも携わる。2012年2月より復興庁上席政
策調査官、2014年4月より同復興推進参与(非常勤)。
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9:00-9:30
【事例説明】
高知県災害多言語支援センターについて
高知県文化生活スポーツ部国際交流課
9:35-12:00
【講義】
災害時における外国人支援の現状と課題
過去の災害時の事例から、災害時における外国人支援の現状や必要性、課題などについて学びます。
【ワークショップ】
地域で取組む災害時への対応
参加者同士が意見交換などを行い、今後、地域においてどのような対応が必要となるのか考えます。
外国人支援に関心のある方どなたでも参加いただけます。
定員 50名
○第2部 13:30-16:00
「災害時に活動する通訳・翻訳ボランティア研修」
講師 菊池 哲佳(きくち あきよし)
公益財団法人 仙台観光国際協会
仙台多文化共生センター センター長
多文化社会コーディネーター
(多文化社会専門職機構 認定)
―プロフィール―
2000年に仙台国際交流協会(現在の仙台観光国際協会)に入職。
コーディネーターとして
主に外国人相談、外国につながる子どもの支援、防災の分野に携わり、
多文化共生の地域づくりに取り組む。
2011年の東日本大震災では、仙台市が設置した「災害多言語支援センター」の運営に従事し、
主にボランティアのコーディネートや避難所巡回を担当した。
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13:30~16:00
【講義】通訳・翻訳ボランティアの役割と心構え
東日本大震災での外国人支援の事例を踏まえ、ボランティアの役割について考えます。
【ワークショップ】
災害時多言語支援センターまたは避難所を想定した活動、
情報の取捨選択訓練、翻訳訓練
※語学研修ではありません。語学に自信がない方でもご参加いただけます。
こんな方に:
当協会登録の語学ボランティアやサポーター
ほかに関心のある方どなたでも参加いただけます。
定員 30名