令和4年度韓国全羅南道学生交流プログラム 実施しました!
実施期間:令和4年12月17日(土)~12月23日(金)
この交流事業は、高知県と友好交流協定を締結している韓国全羅南道と高知県の高校生を隔年で交互に派遣する事業で、平成28年から始まりました。
本年度は新型コロナウイルス等の影響から、約4年ぶりに対面交流が実施できました。12月17日から22日まで全羅南道の和順高校から学生5名と教員1名、全羅南道庁から2名の8名が来高し、県内の視察を行いました。
視察では、交流のきっかけとなった人物である田内千鶴子氏の記念碑の訪問をはじめ、高知城、牧野植物園、よさこい情報交流館やいの町紙の博物館など、高知県の文化や歴史に触れました。
学生交流では、昨年度からオンライン交流を実施している高知県立窪川高校を訪れました。窪川駅で迎えてくれた窪川高校の学生と対面した和順高校の学生は、はじめは恥ずかしそうにしながらも、窪川高校の学生に対し、「オンラインで会いましたね」と嬉しそうに日本語を使い話しかけたりしていました。両校の学生は、一緒に窪川の町を歩いたり、授業体験をする中で、日々の学校生活や授業の違いに驚きや疑問を感じ、日本語や韓国語、英語を駆使し、質問し合ったり感想を共有していました。とても楽しい時間を過ごした様子で、別れ際には最後まで手を振って、別れを惜しんでいました。
22日に県内での行程を終えた8名は大阪での視察を終え、12月23日に帰国しました。
全羅南道からの参加者たちは、姉妹交流協定を結んでいる高知の各所を実際に訪れ直接文化に触れることや、県民と交流することで、より高知を理解してもらう機会となりました。窪川高校との交流や、高知県民との交流イベントである韓国語でおしゃべりセッションでは、高校生を含む高知県民が全羅南道や韓国の文化や言語をとおして、お互いの文化や考え方の違いに触れる機会となりました。